2019年夏の募集要項

三宝莚の事業趣旨と事業内容及び目的

三宝莚青少年派遣事業内容及び目的

三宝莚は、今夏も41回目のサイパン島戦没者の慰霊と、現地の子供達との文化交流を目的とした青少年使節団を派遣いたします。参加者は、小学生(高学年)、中学生、高校生を対象に公募いたします。

過去40年間に亘り、1,468名におよぶ青少年達をサイパン島へ派遣し、日本とサイパン島の青少年による、友好の輪を広げてまいりました。

また、毎年2月には、見たことのない雪を見せてあげよう、大きなお風呂にも入れてあげよう、そして、日本の風土、経済、文化など少しでも肌で感じてもらえたらと、過去36年間に亘り、678名のおよぶサイパン島の青少年を招待してまいりましたが、2018年10月24日と10月25日にサイパン島とテニアン島を襲った最も強い熱帯低気圧スーパー台風Yutuの被害から復旧をしている状況と言う事で今回の訪日事業を中止せざるを得ない事となりました。来年度も訪日事業を計画しておりより一層の友好親善を深めます。

私共三宝莚が、サイパン島へ青少年を派遣する目的は、いま『物があるのがあたりまえ』と思い込んで、毎日贅沢三昧の生活に慣れきった日本の子供達に、父や母の、多大な犠牲のもとに今日平和すぎる日本があり、その中で生活のできる有り難さを知らしめ、全く戦争を知らない子供達に、その命の大切さを知って貰い、サイパン島に眠る戦争犠牲者の慰霊法要を執行し、異文化のサイパン島での生活体験によって、恵まれすぎている現代を見直す機会を与え、そのことによって親に感謝の念を持ち、これからの人生を歩む立志を見出すことの実践になればと願っております。

派遣した青少年達は、サイパン市役所が用意してくれる宿泊場所を借りて、班単位で行動し、団体活動いたします。毎年、北マリアナ州知事やサイパン市長主催によるチャモロスタイルでのパーティーの御招待もあり、また、散華をバンザイ岬や、スーイサイド岬で散じ法要を実施し、参加者全員で慰霊します。最後の夜に毎回持参している500個程の灯篭を海へ精霊流しをして、戦没者に対し物資に恵まれた、有り難い現代の社会に身を置いていることに感謝し戦没者の英霊を慰めます。

2名単位でホームステーを行い現地の人の家族生活を体験してもらいます。日本の子供達は、現地の子供達と自由に交流でき、参加した子供達は、自分の知っている限りの英語の単語を並べ、その中の一つでも通じると、英語が通じたと手をたたいて喜んでいる、その子供達が『もっと英語がわかったらどんなに楽しいだろうな』と思う体験から、帰国後英語を積極的に学ぶようになった子供達がたくさんいます。
以上のような目的を持った行事でございます。

公益社団法人三宝莚国際交流協会について

(目 的) 公益社団法人三宝莚国際交流協会は、海外への青少年使節団の派遣及び海外からの青少年使節団の招待を通じ、諸外国と京都府内の青少年の国際交流を図り、もって、京都府内における人材の育成及び、青少年の健全な育成を通じた社会教育の発展に寄与することを目的としています。

(事 業) 公益社団法人三宝莚国際交流協会は、目的を達成するために次の事業を行います。
① 府外への青少年使節団の派遣事業及び海外からの青少年使節団の招待事業
② 諸外国と京都府下の青少年の交流のための諸活動の実施
③ 青少年の健全な育成のための講演会、討論会等の開催事業
④ 青少年健全育成活動を行っている団体もしくは個人への支援
⑤ その他目的を達成するために必要な事業

募集要項

【主 題】

三宝莚青少年サイパン島戦没者慰霊法要
文化交流使節団派遣

【主 催】

公益社団法人 三宝莚国際交流協会
京都市左京区修学院関根坊町18番地

【団 長】

公益社団法人 三宝莚国際交流協会 理事長
栢 木 寛 照

【予定日程】

令和元年7月26日から8月1日を予定

【派遣人員】

小学生(6年生以上)・中学生・高校生
男女合計約20名

【費 用】

青少年は原則として無料

【応募方法】

  • 事前に数回の勉強会を行いますので、この勉強会に参加でき、団体行動ができることを原則とする。
  •  作文で、『なぜサイパンへ行きたいか』をテーマに、応募の動機を400字詰原稿用紙3枚程度にまとめて応募する。
  •  親権者の応募に対する同意書1通

以上を同封の上、下記住所まで郵送する。

郵送先

〒520-0113
滋賀県大津市坂本5丁目6番22号
公益社団法人三宝莚国際交流協会 事務局
『第41回サイパン島派遣事業』係り 宛

応募の締め切り

令和元年5月15日必着

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